麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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冷え性

暖かい日から一変して、急に冷え込む日が多くなってきましたね。

これから寒さが加速するなかで、悩みの種となるのが、冷え性ではないでしょうか?

冷え性は、ただただ手足が冷えるだけではなく、美容においても、さまざまな悪循環をもたらします。
冬も美容力をキープさせるためには、冷え性対策が重要なのです。ここでは、冷え性と美容の関係を紹介します。冷え性と上手に付き合い、美容力も高めましょう。

冷え性

冷え性の原因とは

冷え性とは、どんな症状かをおさらいしましょう。冷え性とは、体温や空気の温度に関わらず、手や足先の温度が下がっている状態のこと。特に冬場は、外気も下がることで、より手や足が冷たくなり、冷え性の症状が重くなる方が多くなります。

しかし、冷え性は季節に関係なく起こるもの。近年では、夏場に冷え性の症状に悩まされる方も増えているのです。そして冷え性が起こる原因に、つい勘違いされている方のが「低体温」と「冷え性」の混同です。

体温が低いからといって、冷え性に結びつくとは限りません。どんな体温の方でも、寒くない状態で体が冷えてつらい症状こそが、冷え性なのです。

そしてこの冷え性は、女性に多い症状です。なんと二人に一人の割合で、女性は冷え性に悩まされるといわれています。これは、男性に比べて女性が、熱を作りだす筋肉量が少なかったり、皮膚温度が低いから。

さらには、低血圧や貧血の人が多いのも原因のひとつだと考えられています。加えて、女性には月経がつきものですね。月経はお腹周りの血流を滞らせやすいとも言われているのです。これらのさまざまな原因が組み合わさることで、女性は冷え性が起こりやすいのですね。

冷え性

冷え性の根本的な要因は、「血流の流れが滞ること」、そして「積冷」と呼ばれる状況です。

血液の流れを滞らせる原因のひとつが、生活習慣です。冷たいドリンクの飲み過ぎ、運動不足、ストレスも血流を滞りやすくしてしまいます。温かい血液がスムーズに巡らなくなった部分は、自然と冷えやすくなり、冷たくなってしまうのです。

冷え性でつらい部分の代表といえば、手や足先部分ですね。この部分が冷えやすいのも、やはり血液の流れが深くかかわっています。手や足先の冷えは、生活習慣と併せて、私たちの体のしくみも大きく左右してくるのです。

私たちは「恒温動物」です。私たちの体温は、四季の天候や室内の温度に関わらず、だいたい一定の体温を保っていますね。これは、周りの温度に合わせ、体がみずから体温を調整しているからです。

周りの温度が高いときは、私たちの体は四肢の末端や皮膚表面の血管を拡張させることで、血流量を増やし、熱を外に逃がして体温を一定に保っています。一方、周りの温度が低い場合は、熱の放出を防ぐため、四肢の末端や皮膚表面の血管を縮こまらせます。そして、体の中心部である心臓などの臓器に血液を集めようとするのです。

その結果、末端部分にあたる手や足先に十分な血液が循環しなくなり、冷えてしまうのです。冬に冷え性に悩む率が上がるのも、この体温を一定に維持させる体の働きが関係しています。

そして毎日の生活のなかで、冷えたと感じる機会が積み重なることで起こる「積冷」も冷え性の原因と考えられています。この「積冷」の原因は、エアコンなどの温度はもちろん、冷たい食事、飲み物や薄着による冷えなど、さまざまな要素があります。私たちの体は、積み重なる冷えによって、どんどんダメージを受けていることを忘れないでください。

冷え性は、美容や健康にも深く関係しています。冷え性を改善させることこそ、美肌や健康の秘訣なのです。

冷え性

冷え性と美容の関係

ではここでは、冷え性と美容との関係を紹介します。手足の冷えなどが多い冷え性と美容とは一見、関係のないように思えますね。しかし、冷え症の原因は血液の流れの滞り。一か所の流れが滞ってしまっては、連鎖して別の場所も血液の循環が悪くなってしまいます。

血液の流れが滞りやすくなると起こりやすくなるのが、むくみです。さらに血液の流れが滞れば、体の代謝をも下げてしまいます。代謝が低下してしまっては、当然のことながら、肌のターンオーバーも乱れてしまいます

ターンオーバーが乱れれば、肌の古い角質ははがれおちることなく、肌表面に積み重なり、ニキビや乾燥肌、肌のカサツキ、シミやくすみなど、さまざまな肌トラブルを招いてしまうのです。さらに、体内の代謝が低下してしまっては、いくら食事制限を頑張っても、運動しても、ダイエット効果は出にくくなります。

また、血液の流れが悪くなってしまっては、顔色も青白くさせ、クマまでもできやすくなってしまうのです美肌のためにも、スタイルをキープするためにも、冷え性の改善が必要なのです。

冷え性

冷え性の予防と改善法

冷え性を改善するためには、何が必要なのでしょうか?

やはりそれは温めることです。冷えている部分を外から温めることも冷え性の改善には、重要です。

例えば、足先の冷えが重い場合は、靴下の素材の調整や足先用のカイロが有効です。手の冷えの場合は、手袋がいいですね。そして、意外に気が付いていない方が多いというのが、お腹周りや臀部。ぜひ温かい空間で、体のあちこちを触ってみてください。

ほかの部分よりも冷たいところは、冷えている証拠。お腹部分や臀部が冷えている場合は、腹巻などで調整しましょう。

また、入浴も冷え性改善に有効です。入浴で体を温める場合は、40度以下のぬるめのお湯につかることがポイントです。40度以上の熱いお湯だと、体が温度の上昇から自分を守るために、末端の血管を収縮させ、体の芯まで温めるのを阻害してしまいます。注意してください。

とはいえ、外から温めるだけではなく、体の中から温めることも冷え性の改善には重要です。

体の中から温める方法は、運動や食事の改善です。運動は血液の流れを促し、体を温めるのに有効です。激しい運動でなくとも、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどの軽めの運動でも、高い効果が得られるので、継続して定期的に取り入れるようにしましょう。

そして食事も重要です。冷たいものばかり食べたり、飲んだりしていては、体は冷えてしまいます。冬に暖かい飲み物を多く取り入れるのも、冷え性には効果的です。そして食事に体を温める食材をプラスすることも重要です。

体を温める食材といえば、ショウガですね。そのほかに冬に旬を迎えるものや土の中で育つ根菜類は、体を温める食材が多いです。今が旬のものでは、カブやレンコンなどがこの体を温める食材にあたります。

これからの時期は、根菜と生姜をたっぷり加えたスープなどを食事に加え、食べることで体を温めることができます。そして今の時期においしい鍋にもショウガや根菜をたっぷり加えて、体の中から温めてくださいね。

冷え性

冷え性と美容の関係まとめ

冷え性とは、血液の流れが滞っていたり、積冷によっておこります。血液の流れが滞ることで、美容面や健康面にも悪影響をもたらします。冷え性は、体のむくみ、シミやニキビなど肌トラブルなどを引き起こす要因となってしまうのです。さらに代謝を落とすため、ダイエット効果を下げてしまうことも。

だからこそ、冷え性対策が必要です。冷え性のストレートな解決策は、温めること。衣類や入浴、運動や食事をうまく取り入れて、体の内外から冷え性を対策しましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「冷え性」まとめ

その年の夏が猛暑だと冷たい飲み物を飲みがちに。内臓機能が低下したまま秋冬を迎えるとさらに冷えを感じやすくなります。

冷え性

夏も冬も暖かいハーブティを飲んで寝る、朝にも一杯。忙しいけどティータイムを習慣化して優雅な時間を。心が豊かになり美しい人生となるでしょう。


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エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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