麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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膝

春へのカウントダウンがはじまりました。気温が高い日も増え、春のファッションへの衣替えもまもなくですね。春から夏にかけて、手足を出す格好が増えてくるでしょう。

そんなときに、気になるのが膝の黒ずみや乾燥です。せっかくお気に入りの恰好をしていても、膝が黒ずんでいたり、ザラザラしていれば、気分も落ち込んでしまいます。今回は膝ケアについて紹介します。膝まで美しい脚を手に入れましょう。

膝

膝の黒ずみの原因

もともと膝部分は、関節があるため皮膚が伸縮しやすい部分。そのため、ほかの部分よりも黒っぽく見えやすい部分になっています。しかし膝は、足を組んだり、膝を床につくなど、他の部分に比べて酷使しやすく、刺激を受けやすい部分になっています。

皮膚は刺激を受けるたび、メラノサイトが刺激されメラニンをつくる働きがあります。これは、皮膚が肌を守るためにすることですが、メラニンができると、肌は黒ずみやすくなります。刺激をたくさん受ける膝が黒ずみやすいのは、このためです。

また膝は、体のなかでも皮脂腺が少ないパーツでもあります。皮脂腺が少ない部分は、皮脂の分泌が少ないということ。そのため、体もパーツのなかでも乾燥しやすい部分。乾燥や外からの刺激が強ければ、自然と膝周りの角質は古い角質が蓄積し、分厚くなります。その厚みで、膝がくすんでしまうのです。

また、角質が厚くなればなるほどメラニンも蓄積されます。メラニンは、本来古い角質とともに排出されるもの。ですが、古い角質が体から離れず蓄積されれば、自然とメラニンも蓄積してしまうのです。

さらに角質が分厚くなれば、膝はかさつき、ザラザラ、ガサガサした肌質へと変化します。
そんなデリケートな膝だからこそ、毎日のケアが重要です。膝を美しく、透明感のある肌へ導くための方法を紹介します。

膝

膝の黒ずみ、かさつきのケア方法

膝の黒ずみやカサツキは古い角質を取り除くこと、そして保湿が大切です。

まずは膝にたまった古い角質を定期的に取り除くケアをおこないましょう。古い角質がたまっていると、保湿のために使用する化粧品の浸透も妨げてしまうので注意してください。
古い角質を除去する方法は、家庭では市販のピーリング剤やスクラブ、AHA石鹸などでピーリングケアをおこなうこと。

ピーリングケアの前には、湯船につかって肌をやわらかくしましょう。そのひと手間をおこなうことで、肌への刺激を最小限に抑えることができます。ピーリングケアは、やさしくおこなうことが大切です。力いっぱいこすると刺激となって、メラニンのさらなる分泌につながったり、角質を厚くしてしまうので、注意しましょう。

また膝のピーリングケアの際に、併せて膝裏のリンパマッサージをおこなえば、むくみや下半身太りの解消に効果的です。

とはいえ、頻度が多いピーリングケアは厳禁です。ピーリングケアのやりすぎは、肌を傷つけてしまいます。毎日おこなうのではなく、1、2週間に1度ほどのペースで取り入れるのがベストです。

膝

そしてピーリングケアのあとは、必ず保湿ケアをおこなってください。そして、ピーリングケアをおこなっていない日も必ず保湿ケアを取り入れましょう。膝は特に皮脂腺の少ないパーツなので、ボディミルクやローションよりもボディクリームやオイルでしっかり保湿してあげるのがオススメです。

特に角質が厚くなり、肌のカサツキが気になる場合は、角質をやわらかくする働きのある尿素が高配合なクリームなどを使用するのもいいですね。

また、かさつきがひどい日は、ボディクリームやオイルだけではなく、ボディローションや化粧水でしっかり水分を補給し、その後クリームやオイルを塗り込み、ラップ膝を包みパックしてあげるのも効果的。ラップでパックする際も、入浴後の肌におこなうと化粧品の浸透率を高めます。

また、黒ずみが気になる場合は、保湿ケアの際に美白成分配合のクリームなどを使用するのもオススメです。黒ずみに特にオススメの成分がハイドロキノン。肌の漂白剤と呼ばれる成分。

肌の黒ずみを還元させるだけではなく、メラニンを作り出すメラノサイトそのものを減少させる働きもあります。しかし、この成分は美白効果が高い分、肌への刺激が強いです。使用する際は、必ずパッチテストをおこなってから使用しましょう。

またハイドロキノンには、弱点があります。それが紫外線です。ハイドロキノンを塗ったパーツに紫外線があたると、黒ずみを濃くする恐れはあるのです。そのため、ハイドロキノンを使用する場合、夜のボディケアがオススメのタイミングです。日中使用する場合は、ハイドロキノンを塗ったうえに日焼け止めを必ず塗りましょう。

これは膝を覆う服を着ている場合でも、室内にいる場合でもです。布は、すべての紫外線をカットするわけではありません。さらに紫外線は、窓ガラスを通過して降り注いできます。
美白ケアを有効なものにするためにも、くれぐれもハイドロキノンの取り扱いには注意してくださいね。

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悪い習慣を見直して、膝美人へ

膝の黒ずみや乾燥を防ぐためには、毎日の間違ったクセを直すことも大切です。

例えば、入浴時。膝を含めた体をナイロンタオルで力いっぱい洗っていませんか?

ナイロンタオルは肌あたりが強く、肌にとっては刺激になりやすい素材です。さらにゴシゴシと力いっぱい洗っていては、肌は傷つき、乾燥しやすいうえに、肌を守るためにとメラニン色素を過剰に分泌してしまいます。膝を洗う際は、洗顔のようにたっぷりの泡で優しくなでるように洗いましょう。乾燥がひどい場合は、ぬるま湯でさっと流すので十分ですよ。

そしてピッタリしすぎたジーンズも、スタイルをよく見せてくれますが、膝にとってはあまりオススメできません。ぴったりした収縮性のないジーンズは膝を動かすたびに、膝がジーンズでこすれ、摩擦をおこし刺激となってしまうのです。

さらに足を組む動作も膝には刺激となってしまいます。さらに膝をついての作業も、体重による圧がかかり、膝を酷使させてしまうので、なるべく避けたいですね。

また膝も紫外線によるダメージを受けます。だからこそ、膝の紫外線対策も大切です。膝のケアに加えて、膝を酷使する習慣を断ち、紫外線対策をしっかりおこなうことで、うるおって透き通った膝を手に入れられますよ。

また冷えも膝の黒ずみや乾燥の原因になります。これからの季節は、足を出したファッションも増えてくるでしょう。その際、下半身を冷やさないように注意してくださいね。

膝

膝の「黒ずみ・ザラザラ」をキレイにして美脚にまとめ

膝の黒ずみや乾燥には、定期的なピーリングケアと保湿ケアの徹底が大切です。それに加え、膝を酷使する膝をつく動作や洗いすぎなどの悪い習慣を断つことで、より美しい膝へと導けます。膝はデリケートなパーツです。しかしその分手間暇をかけることで、美しい膝へと生まれ変わります。

今年は、膝まで美しくして春のファッションを楽しんでくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「膝の黒ずみ」まとめ

膝の黒ずみを見て「やだなー」と思うと、心に少しずつストレスが溜まります。一方、膝の黒ずみを見て「毎日頑張って足を動かしてくれているんだ!ありがとう」と感謝を伝えると、心がじんわり暖かくなります!

膝

当たり前にある肉体に感謝をする習慣は、さらに健康にする働きもアップするでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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