麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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オーガニックコスメ

オーガニック化粧品=「肌に優しいイメージ」の方も多いのではないでしょうか?

近年、化粧水をはじめ、さまざまなオーガニック化粧品が販売されています。その中で、オーガニック化粧品について、間違った知識が広まっていることも多いようです。そこで、改めてオーガニック化粧品について解説、紹介します。そしてオーガニック化粧品のなかでもオススメの化粧水の選び方も案内します。

ぜひ毎日のスキンケアにオーガニック化粧水を取り入れ、美肌を目指しましょう。

オーガニックコスメ

オーガニック化粧品とは

オーガニック化粧品とは、有機栽培で育った植物から採ったエキスをふんだんに配合した化粧品のこと。この有機栽培が通常の栽培法と何が違うかというと、化学肥料や農薬を使用しないか、もしくは極力使用しないで栽培すると言うことです。一般的に化学肥料の代わり、油カスや牛糞などの有機肥料が使用されています。

オーガニック化粧品の原料となる植物の栽培方法は、さまざまな有機農法がありますが、世界的に厳しい基準があるのが「バイオダイナミック農法」と呼ばれるものです。

バイオダイナミック農法とは、農園そのものを地球の一部と考える農法です。どう言うことかと言うと、自然のサイクルに逆らうことなく、自然環境を活かして育てる方法。この方法では、化学農薬などは一切使用しません。

害虫予防には、害虫が嫌いなハーブを植えるなどします。さらに土への栄養も、肥料を当たるのではなく、土壌を豊かにする植物を周囲に植えるなどして補うのです。そして天体のリズムと作物の育成との関係を記した、特別なカレンダーにしたがって種まきや植え付けをおこないます。

このように自然の力を最大限に取り入れることで、植物だけではなく、土までも無害なものができるのです。実際にバイオダイナミック農法では、土壌の状態は舌で直接チェックされています。土を口にいれても無害なほど、徹底的に管理されているのです。

このバイオダイナミック農法を使用していると明記できるのは、厳しい条件をクリアした農園だけ。世界でもっとも厳しいオーガニック認証とも言われています。

オーガニックコスメ

このように化学農薬などを使用しないオーガニック化粧品は、通常の農作物の栽培よりも手間暇がかけられています。そのためオーガニック化粧品の価格が、高めに設定されているのです。

またオーガニック化粧品には厳しい基準があり、世界に複数の認証基準があります。基準内容は、国によってバラツキはありますが、共通点は3つ。石油由来成分の排除や、生きた動物以外の動物由来原料の排除、植物由来原料の70%~90%以上がオーガニック原料という点です。

厳しい基準をクリアしたオーガニック化粧品には、オーガニック認証基準のマークがしるされています。オーガニック化粧品とうたっていても、オーガニック認証マークがないものは、基準に満たない化粧品の恐れがあるので、十分に注意しましょう。

そしてオーガニック化粧品は、無添加化粧品や自然派化粧品と間違われやすいですが、同じグループではないことを覚えておきましょう。無添加化粧品とは、国に登録されているアレルギーを引き起こす恐れがある102種類の成分を含んでいない化粧品のことです。そのため無添加化粧品といえど、化学合成成分は含まれている可能性があります。

また、自然派化粧品も天然成分から抽出された成分を配合しているだけで、その栽培法は不透明です。オーガニック認証マークがないものは、オーガニック化粧品ではありません。注意しましょう。

オーガニックコスメ

オーガニック化粧水がオススメ

オーガニック化粧品のなかでも、まず試してほしいのが化粧水。オーガニック化粧水は、有機栽培された植物をふんだんに使用しています。そのため、天然のアロマ効果があるのです。

化学合成などを施して作られていない天然の香料は、体にも肌にもオススメです。毎日のスキンケアの時間を優しいアロマの香りで包んでくれます。また化粧水は、他のアイテムに比べ、価格も手が出しやすいのもオススメのポイントです。

とはいえ、オーガニック化粧水だからといって、必ずしも肌に優しいわけではありません。オーガニック認証を満たしている化粧水は、確かに肌への刺激を最小限に抑えています。とはいえ植物のなかには、アレルギー物質を含んでいるものもあります。そして、植物のなかには、肌への刺激が強すぎるものもあるのです。

だからこそ、「オーガニック=肌に優しい」と決めつけず、購入する前、使用する前に必ずパッチテストをおこないましょう。このひと手間が、あなたの肌を美肌へと導いてくれますよ。

オーガニックコスメ

オーガニック化粧水の選び方

オーガニック化粧水を選ぶ際は、どんなことに注意すればよいでしょうか?

まずは国際的に有名なオーガニック認証を取得している化粧水を選ぶのがオススメです。

日本で有名なオーガニックブランドといえば、WELEDA(ヴェレダ)やjohn masters organics(ジョンマスターオーガニック)ではないでしょうか?

これら2つのブランドも、それぞれオーガニック認証をうけています。WELEDAは、ベルギーにあるオーガニック認証「NaTrue(ネイトゥルー)」の認証基準を満たしています。このNaTrueの認証はとてもユニークで、化粧水などのアイテムには、星の数でオーガニックレベルを記しています。

星1つのものは、植物由来成分のオーガニック栽培が70%未満のもの。星2つで、70%~9
5%、星3つで95%以上のものです。化粧水を試す際は、ぜひこの星マークそれぞれを試してみてください。

星1つと3つでは、香りやテクスチャーが全く違います。NaTrueの認定を受けているオーガニック化粧水は、星が2つ以上のものがオススメです。

一方john masters organicsは、アメリカのUSDA認証。この認証を受けているブランドの化粧水は、全成分のうち95%~100%が有機栽培によってつくられた成分が配合されていて、肌や環境への刺激を最小限に抑えています。

そのほか世界には、オーガニック認証団体の世界基準ともいわれるECOCERTやBIOマークのCSMEBIO、オーストラリア生まれのACOなどがあります。

これら有名なオーガニックブランドの化粧水は、やはり信頼できます。オーガニック化粧水を初めて使用する方は、特にこれらの有名オーガニック認証マークがついている化粧水から取り入れてみましょう。

そして自分の肌質に合うものをチョイスするのも大切です。最近ではオーガニック化粧水にも乾燥肌向き、脂性肌向きなど、肌質にあわせてラインナップが豊富です。ぜひ自分の肌に合ったものも選びましょう。

また、オーガニック化粧水の香りの好みで選ぶのも良いでしょう。オーガニック化粧水ならではの天然の優しい香りは、心まで染み渡るような優しさがあります。毎日使用するものだからこそ、あなたの好みも取り入れ、オーガニック化粧水を選びましょう。

オーガニックコスメ

オーガニック化粧水を選ぶポイントまとめ

オーガニック化粧品とは、有機栽培された植物を使用してつくられた化粧品です。オーガニック化粧品の中でもオススメのアイテムが、化粧水。オーガニック化粧水を選ぶ際は、有名なオーガニック認証を受けているブランドのものを選びましょう。そして肌質にあったもの、好みの香りで選ぶのがオススメです。

オーガニック化粧水を取り入れ、美肌を目指しましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「オーガニック化粧水」まとめ

オーガニックと聞くだけで自然や体によいことをイメージがわく理由は、人間の集合的無意識に「自然=大切なもの」「肌に優しい」とDNAに組み込まれているから。

オーガニックコスメ

だからこそオーガニック化粧水を選ぶとき、「なんとなく良さそう」と雰囲気だけで購入するのではなく効果を見極めてくださいね!


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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