麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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白髪

多くの方が、ショックをうけやすいのが、白髪ではないでしょうか?

初めて白髪を見つけた際、老いの象徴のようで、気分が滅入るものです。白髪の原因は、実は加齢だけではありません。さまざまな要因で白髪は生えます。また、白髪は自然な現象でもあります。とはいえ、できることならば白髪の発生を少しでも抑えたいものですよね。

ここでは、白髪の原因と白髪の予防法を紹介します。毎日のライフワークに白髪予防習慣を取り入れて、白髪対策をおこないましょう。

白髪

白髪の原因とは

そもそも髪の色はどのようにつくのでしょうか?

私たちの髪の毛は、できた瞬間は真っ白な状態です。髪の毛ができてゆくなかで、メラニン色素が混ざり、髪の色がつきます。髪を染めるメラニン色素は2種類。「ユーメラニン」と「フェオメラニン」です。

「ユーメラニン」は黒系の色に染めるメラニン色素で、「フェオメラニン」は黄色系に染めるメラニン色素。この2種類のメラニンがどのぐらいの割合になるかは人それぞれなので、1人1人違った髪色が生まれます。私たち日本人は黒髪が多いですね。これは大半を「ユーメラニン」が占めるからです。「フェオメラニン」が多く占める方の髪色は、明るくなります。

そもそも体内のメラニン色素は、メラノサイトという細胞でつくられます。髪の毛の場合、このメラノサイトが毛根の一番奥底にあります。このメラノサイトにチロシナーゼという酵素が働きかけることで、髪を染める「ユーメラニン」と「フェオメラニン」のメラニン色素が作られます。

しかし、白髪が生えてくる場合、なんらかの理由でこのチロシナーゼが働かなかったり、作った色素を取り込むことができなくなってしまっています。

白髪

その原因は、遺伝によるものもあります。遺伝により、もともとメラノサイトの働きが低下しやすい方がいるのです。そのほか、加齢もやはり白髪の原因のひとつ。

加齢とともに、メラニン色素をつくるのに欠かせないチロシナーゼの生産量自体が減ってしまうためです。その結果、十分なメラニン色素を作り出すことができず、加齢とともに白髪ができやすくなってしまいます。

そして栄養不足や血行不良も白髪につながってしまいます。私たちが摂取した栄養は、血液で全身に運ばれます。血行が滞っていると、髪まで栄養が行き届かなくなってしまうのです。そして栄養が不足していると、私たちの体はチロシナーゼ自体を生成できません。
そのため、バランスのとれた食事も白髪予防には重要なのです。

そのほかストレスや睡眠不足など、生活習慣の乱れも白髪の原因につながります。これらは自律神経の働きを乱すことで、血液や新陳代謝を乱すからです。さらに紫外線も白髪の原因に。紫外線によるダメージがメラノサイト自体に及び、機能を低下させることがあるからです。

ではどのように白髪を予防すれば良いのでしょうか?自宅でも取り入れられる白髪予防法を紹介します。

白髪

栄養補給で白髪予防

白髪予防に取り入れてほしいのが、バランスのとれた食事です。白髪は、加齢などさまざまな原因で引き起こされるため、すべての予防はできません。しかし栄養をしっかりとることで、白髪の発生を遅らせたり、減らす予防はできます。

まずはバランスのとれた食事を意識しましょう。バランスのとれた食事は、白髪の原因のひとつである血行不良を予防することにもつながります。そのうえで、メラノサイトやチロシナーゼの働きをサポートする作用のある成分を積極的に摂取しましょう。

特に白髪予防のためにも、意識して摂取してほしい栄養素が、ヨード、チロシン、銅の3つです。ヨードはワカメや海苔などの海藻類に多く含まれる栄養素。このヨードは、メラノサイトの活動を促すホルモンに欠かせない成分です。意識して摂取することで、メラノサイトの活性化につながり、白髪を予防します。

海藻類のほかにも、イワシやサバにも豊富に含まれています。イワシやサバには、血液の流れをスムーズにさせるEPAやDHAも豊富。美肌にも欠かせない栄養素なので、意識して取り入れたいですね。

そしてチロシンは、メラニン色素の原料のひとつです。チロシンが不足することも白髪の原因と言われています。チロシンはチーズから発見された栄養素です。そのためチーズに豊富に含まれています。

そのほか、バナナやアボガド、大豆やナッツ類にも豊富です。比較的に毎日の食事で取り入れやすい栄養素なので、白髪予防のためにも意識してチロシンを含む食べ物を取り入れたいですね。

一方、銅はメラニン色素を作り出す際に欠かせないチロシナーゼを活発化させる栄養素。銅は、体の中で生成できない成分なので、食事やサプリを通じて、摂取することが大切です。さらにチロシンと併せて摂取することで、白髪の予防作用が高まります。

銅も、チロシンを含む大豆類に多く含まれます。そのほか、納豆などの豆類やごぼう、ニンニクなどにも豊富です。

ヨードやチロシン、銅をサプリメントで取り入れるのも良いですが、ワカメと豆腐のお味噌汁や、冷ややっこにワカメと納豆を添えて食べるなど食事でも取り入れやすいものばかりです。毎日の食事に白髪予防の食材を取り入れてみましょう。

白髪

血行促進で白髪予防

毎日必ずおこなうシャンプーで、白髪予防ができます。予防法は、シャンプーしながら頭皮マッサージをするだけ。頭皮マッサージすることで、血行が促進され、栄養がいきわたりやすくなることで、白髪予防ができるのです。

シャンプーで髪を洗う際、指の腹を使いましょう。指の腹で頭皮全体をさするように前から後ろへとジグザグを描くように揉んでいきます。その際、爪を立てないように注意しましょう。その後、指の腹で頭皮をとらえ、小さな円を描くように全体をほぐしましょう。

円を描く際、下から上へと描くことで、フェイスラインのもたつきを予防し、リフトアップ効果も期待できます。マッサージの強さは、気持ちいと感じるつよさです。特に耳の上あたりは、凝りやすい部分なので、念入りにほぐしましょう。

シャンプー中にマッサージをおこなうことがオススメですが、長時間のマッサージはオススメできません。時間はシャンプーをつけてから2分程度に収めましょう。シャンプーも洗顔料などと同じで、長時間頭皮にのせておけば、乾燥の原因になります。

シャンプーのときだけではなく、すすぐ際やコンディショナーを付けるタイミングなど、マッサージを小刻みに取り入れるのがオススメです。

またしっかり質の良い睡眠をとる習慣も白髪予防に大切です。毎日の少しの工夫で、白髪は予防できます。ぜひできるところから、白髪予防習慣を取り入れてみてくださいね。

白髪

白髪の原因を知って白髪を予防しようまとめ

白髪の原因は、髪を染めるメラニン色素を作り出すメラノサイトの働きの低下やチロシナーゼ不足などです。その要因は、加齢やストレス、栄養不足などさまざま。

毎日のライフワークのなかで白髪予防をおこなうためには、まずはバランスのとれた食事、そして髪のメラニン色素をつくだすために欠かせないヨードやチロシン、銅などの栄養素をしっかり補給するのが重要です。さらにシャンプー時の頭皮マッサージも白髪予防に効果的。

毎日できるところから白髪予防法を取り入れ、白髪の発生をゆるやかにしましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「白髪予防」まとめ

シャンプーするときに深呼吸しながらマッサージすると、頭皮の血行促進率がUPします。

白髪

忙しい毎日ですがシャンプーする時間だけでも、リラックスするようにして自分にご褒美タイムを!吐く息からストレスを吐き出し白髪予防を。


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エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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