麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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紫外線

紫外線は、肌にさまざまなダメージをもたらします。紫外線による肌へのダメージは、シミ・たるみ・シワといったエイジングサインの原因になるだけではなく、皮膚がんのリスクを高めることでも知られていますね。

さらに髪のパサつきや枝毛などの原因のひとつにも、紫外線によるダメージがあります。紫外線がもたらすダメージは、肌や髪だけには留まりません。私たちの目にも紫外線は深刻なダメージを与えるのです。

とくに紫外線が降り注ぐ量が多くなる夏は要注意。今回は、紫外線による目へのダメージについて解説しつつ、夏の紫外線から目を守るためのアイテムを紹介します。

紫外線

紫外線による目へのダメージ

夏の晴天の日。屋外での活動で、日焼けに加えて目が赤く充血した経験はありませんか?

こういった状況下での目の充血は、紫外線を目に浴びたことによる炎症のひとつです。目には光を感知して、その情報を脳に伝える役割があります。そして目が光を認識する際には、空から降り注ぐ紫外線も目に入り込み、ダメージをあたえてしまいます。

目に侵入した紫外線のほとんどが、目の外側の組織である角膜で吸収されます。強い紫外線を浴びることで角膜が炎症を起こし、充血などの角膜炎を起こしてしまうのです。冬のスキーやスノボを楽しんだあとの目の充血も紫外線によるもの。紫外線による目の炎症は、充血だけではなく、強い痛みを引き起こすこともあります。

また夏の日差しに含まれる紫外線は、他のどの季節よりも強力なもの。夏の紫外線は、角膜のみならず、さらに奥にある組織である水晶体や網膜にまで達し、眼球内側の組織にダメージを及ぼすこともあるのです。

目の奥の組織まで達した紫外線によるダメージは、白内障や翼状片といった目の病気を引き起こす恐れがあります。さらに目の視力低下や目の老化の原因にもなるのです。

目は肌のように新陳代謝で生まれ変わる組織ではないため、日頃から紫外線から守ることが重要。とくに私たち日本人は、欧米人よりも目に紫外線を浴びやすいそうです。それは骨格の差で、日本人の骨格は、彫りの深い欧米人に比べさまざまな角度から目に光が侵入しやすいから。

欧米人と比べ1.66倍も紫外線を浴びているそう。紫外線を浴びやすい骨格だからこそ、目の紫外線対策が大切なのです。

ところで、小さいころ、太陽を直接見ようとしたことはありませんか?

太陽を直視するのは、絶対にやめましょう。太陽は、一瞬直視しただけでも失明してしまうほどの強い紫外線や光をはなっています。一瞬太陽を直視しただけでも、目に強い痛みや充血を及ぼすこともあります。

とくに日食などの観察では要注意。誤って太陽を直視し、目にひどい炎症を受けてしまう方がいるようです。太陽を直接見るときは、専用のアイテムを使うのが重要です。下敷きなどの代用アイテムはNG。

眩しさを和らげてくれるような気がするだけで、実際は、裸眼とほぼ変わらないぐらい強い紫外線を目に受けてしまいます。日食などを観察する時は、必ず専用の防護メガネを購入しましょう。

紫外線

目から日に焼ける?

目から入る紫外線は、目にダメージを与えるだけではなく、肌にも影響を及ぼします。実は目から紫外線を浴びることで、肌を焼いてしまうのです。

目は光を感知すると脳に伝達する働きがあります。その中で、強い光や紫外線を感知すると、脳は体を守るように防衛反応をおこします。その防衛反応こそが、肌が紫外線を浴びることでメラニンを全身で急造すること。

メラニンは、紫外線のダメージによる細胞破壊などを防ぐ役割がありますが、過剰に生成されることで、シミやそばかすの原因になってしまいます。目から紫外線を浴びることで、どんなに肌の日焼け対策に力を入れていても、体の内側から日焼けと同じようなメラニン生成を起こしてしまうのです。

目から紫外線を浴びることは、目の健康を損なうだけではなく、肌を美しく健康に守るためにも、対策がとても大切です。肌はもちろんのこと、目の日焼け対策にも力をいれましょう。

紫外線

夏のアイケアに必須アイテム

肌は日焼け止めや日傘などで紫外線対策ができますね。しかし目には、肌の日焼け対策に有効な日焼け止めを直接塗ることはできません。特に紫外線が降り注ぐ量が多い夏は、紫外線による目へのダメージが大きくなります。

では、どうやって目を紫外線から守ればよいのでしょうか?

まずオススメなのが、サングラス。サングラスはサングラスでも、UVカット加工が施されたサングラスを選ぶことが大切です。UVカット加工が施されたサングラスには、「UVカット率99%」、「UV透過率1%未満」と記載されています。

サングラスは、色が濃ければ濃いほど効果がありあそうですが、色は関係ありません。実は、色が濃いサングラスは、視界が暗くなることで瞳孔が開きやすく、逆に目に光が入りやすくなってしまいます。色に関係なく、UVカット率でサングラスを選ぶようにしましょう。

ちなみに、欧米人など海外の方は、よくサングラスをかけていますね。日本人の多くが黒目なのに対し、欧米人などはブルーや緑など、薄い色をしています。瞳の光彩の色が薄いほど、眩しさを感じやすいため、サングラスが手放せないのです。

眩しくなければ、紫外線へのダメージが少ないというのは誤解です。眩しくなくても、紫外線は手ひどいダメージを目に与えています。必ず紫外線対策しましょう。

紫外線

またメガネやコンタクトによる紫外線対策も有効です。それぞれUVカット率が高い製品が販売されています。普段からメガネやコンタクトを着用している方は、UVカット率の高いメガネやコンタクトをぜひ取り入れてみてください。

そして帽子や日傘といったアイテムも目の紫外線対策に有効。さらにツバの広い帽子なども目に入る紫外線量を減らしてくれるのでオススメです。

また目の紫外線対策には目薬も有効。目薬は、乾燥を防ぐだのものではありません。充血などの炎症を抑制するだけではなく、最近では紫外線による角膜へのダメージを予防、修復するための目薬が販売されています。紫外線による目の充血や痛みにも有効で、太陽を誤って直視した際の応急処置にもオススメです。

最近では、紫外線によるダメージ対策をうたう目薬も市販されています。あなたの目の状態に合わせて、ぜひ目薬を探してみてください。とくにこれからの時期、屋外での活動時間が長い場合は、サングラスなどと併せて、目薬も常備しておくことで、目へのダメ―ジを軽減できますよ。

紫外線

紫外線から目を守る!まとめ

紫外線によるダメージを受けるのは、肌や髪だけではありません。目にも大きなダメージを受けてしまいます。夏の厳しい紫外線から目を守るためには、UVカット率の高いサングラスなどのほか、目薬も有効です。

この夏は、肌や髪の紫外線対策に目の紫外線対策も加えて、美しく、健康に過ごしましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「目」まとめ

目の疲れがとれるカラーは緑色、青色、青紫色、紺色です。

紫外線

自律神経の副交感神経を優位にさせリラックスできるこのカラーは、疲れが溜まった視神経も鎮静できるでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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