麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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ニキビ洗顔

暑い日が続くなかで、ニキビトラブルに悩みだした方も多いのではないでしょうか?

ニキビができてしまうと肌も心も憂鬱になり、スキンケアも神経質になりがち。そこで今回はスキンケアの基本でもある洗顔によるニキビケアを紹介します。まずはニキビ肌にあった洗顔料の選び方からおこないましょう。

正しい洗顔を取り入れることで、ニキビケアの質もニキビ予防効果も上がりますよ。

ニキビ洗顔

ニキビの原因とは

思春期ニキビや大人ニキビの原因は、ホルモンバランスの影響による皮脂の過剰分泌と毛穴のつまりです。

ニキビのできるメカニズムをわかりやすく説明しましょう。まず、さまざまな理由で毛穴の入り口部分の角質が増殖することで、入り口がとても狭くなり、毛穴が詰まります。その結果、皮脂はスムーズに毛穴の外へ排出され図、毛穴の中で溜まった皮脂が酸化を始めます。

結果、ニキビの原因菌であるアクネ菌が急激に増殖して炎症を起こし、ニキビができてしまうのです。「ニキビ=アクネ菌の悪さ」と考えている方も多いですが、アクネ菌そのものが悪い菌ということではありません。

アクネ菌は毛穴の常在菌で、ニキビができていようが、できていなかろうが誰の肌にでも住み着いている菌。アクネ菌は、肌表面のバランスを正常に導くために、欠かせない菌なのです。ですが、このアクネ菌が過剰に増えてしまうと、ニキビの発生につながります。

そもそもアクネ菌は、空気が少なく、脂肪分が多いところを好みます。そのため、ニキビがない肌でも毛穴の中に好んで住み着いているのですが、毛穴がふさがり、皮脂のたっぷり溜まっている場所は、アクネ菌の最も好む環境。そのためアクネ菌が過剰に増殖して、ニキビができてしまうのです。

またニキビを引き起こす毛穴のつまりは、肌が乾燥と湿潤を繰り返す中で角質が肌内部に水分を閉じ込めてしまい、外からの刺激から肌を守るために、角質が硬く、厚くなった結果です。

そのほか、ホルモンバランスの乱れや紫外線によるダメージも角質を厚くさせ、毛穴のつまりに繋がるので、注意が必要です。

ニキビ洗顔

そして、もう一つのニキビの原因であるホルモンバランスによる皮脂の過剰分泌。思春期のニキビは、成長ホルモンや男性ホルモンが多く分泌されることで、皮脂の活動を活発にしてしまうのに由来しています。ですから、肌の状態に関わらず、大人になる過程でどうしてもニキビが通過儀礼になるのです。

一方、大人ニキビの場合、肌の乾燥や紫外線によるダメージだけでなく、ストレスによるホルモンバランスの乱れも大きく関係しています。強いストレスを感じれば感じるほど、自律神経のバランスが乱れて、脳下垂体から副腎皮質ホルモンを大量に分泌させます。

そしてこの副腎皮質ホルモンは、男性ホルモンの分泌を促し、皮脂の分泌を促進してしまうのです。その結果、皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすくなります。

また生理前には、黄体ホルモンの分泌量が増加するので、皮脂の分泌量が増えてしまいます。生理前にニキビができやすく、できているニキビが悪化しやすくなってしまうのは、黄体ホルモンと深い関係があるのです。

ニキビ洗顔

ニキビ対策にオススメな洗顔料の選び方

ニキビケアでは、やはり洗顔が重要になります。余分な皮脂と古い角質を毎日しっかり洗い流すことが、ニキビ予防にもニキビケアにも重要です。そのため、まずは洗顔にかかせない洗顔料の選び方から見直しましょう。

ニキビ肌の方は、洗顔料を選ぶ際に洗浄力と肌への刺激をしっかり確認することが大切です。ニキビ肌の方は、余分な皮脂をしっかり取ろうとして、洗浄力の高すぎるものを選ぶ傾向があります。

しかし皮脂を肌から取りすぎてしまっては、肌の乾燥を招きます。乾燥はニキビの入口。乾燥により毛穴の入口の角質を厚く、硬くさせることで、毛穴を詰まらせ、ニキビをより悪化させてしまいます。

そして新たな部分にニキビを発生させてしまう恐れもあるのです。そのため洗顔料を選ぶ際は、汚れと余分な皮脂だけを洗い流し、肌に必要な皮脂は残す洗顔料を選ぶことが大切です。

そのためには、洗顔料の洗浄力を見極めなければなりません。洗浄力が高い洗顔料の見極め方は、「汚れを根こそぎ洗い流す」などの汚れを落とすしっかり落とすことをうたっている洗顔料。そういった洗顔料は、通常よりも洗浄力が高いことが多いです。

また洗い上がりが「さっぱり」している洗顔料も洗浄力が高すぎる場合があるので、注意しましょう。そしてニキビ肌は、デリケートな肌状態です。肌を傷つけずに毎日洗顔をおこなうためには、細かくしっかりとした泡が作れる洗顔料がオススメです。

洗顔料の色は関係ありませんが、弾力のある細かな泡が作れるかどうか、口コミなどを確認してから選ぶようにしましょう。

またニキビ肌の方には、早くニキビ肌を改善しようとスクラブ入りの洗顔料やピーリング効果のある洗顔料を選ぶ方がいます。

毛穴のつまりを防ぐために、スクラブやピーリング洗顔料は確かに有効ですが、肌に負担をかけるので、ニキビができている場合は使用を控えましょう。場合によってはニキビの状態を悪化させる恐れもあるのです。

ニキビができているとき、洗顔料は「洗浄力が高すぎず、肌への刺激も優しいもの」を選ぶように心がけましょう。

ニキビ洗顔

ニキビ肌に効果的な洗顔料による洗顔方法

ニキビを改善するためにも、ニキビを予防するためにも、洗顔前にまずはしっかりと手を洗う習慣をつけましょう。手を濡らしただけの手のひらには、さまざまな雑菌がついています。その雑菌がニキビを悪化させることもあるのです。

しっかり手を洗うことで、洗顔料の泡立ちもよくなるので、まずは洗顔前にきれいに手を洗いましょう。また手だけではなく顔全体もぬるま湯ですすいでおくこともオススメです。ぬるま湯である程度の汚れと皮脂を取り除くことで、洗顔料の刺激を最小限に抑えることができます。

そして洗顔料を手にとったら、空気を含ませながら、弾力のある泡を作りましょう。手で洗顔料を泡立てるのが苦手な方は、泡立てネットを使用しましょう。たっぷりの泡ができたら、優しく顔全体を包み込むように洗います。その際、ゴシゴシこすらないでくださいね。

そして、顔全体を洗ったあとは、洗顔料をしっかりすすぎましょう。すすぎ残しはニキビの原因にもなるので、念入りにおこなうのがポイントです。すすぐ際に、シャワーなどでザッと洗い流すと時短でき、便利ですが肌への刺激が強くなるので、必ず洗面器などにぬるま湯をためて手ですくいながらすすいでくださいね。

そして洗顔後も大切です。顔をふき取るタオルは、必ず清潔なタオルを。そしてやさしく肌を抑えるように水分を取った後は、すぐに保湿ケアをしましょう。洗顔して保湿ケアを放っておくと肌が乾燥して、ニキビの悪化や発生を促すので注意してくださいね。

ニキビ洗顔

ニキビケアのための洗顔料の選び方まとめ

ニキビの原因は、ホルモンバランスによる過剰な皮脂の分泌と毛穴のつまりです。まずはニキビ肌にあった洗顔料を取り入れるところから、ニキビケアをおこないましょう。

ニキビ肌に最適な洗顔料は、汚れと余分な皮脂だけを洗い流し、肌に必要な皮脂を残せる洗顔料です。そんな洗顔料を選ぶ際は、洗浄力が高すぎず、泡立ちが良いものを選ぶのが重要です。ピーリング洗顔料やスクラブ洗顔料は、ニキビができている際は、肌への刺激が強すぎるので、使用しないようにしましょう。

そして、正しい洗顔方法で、ニキビを確実にケアしましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「ニキビ」のまとめ

大人ニキビは心のSOSのサインです。ニキビのできる場所で、心のSOSを読み取りましょう。

ニキビ洗顔

・おでこのニキビは、考えすぎで神経質になり楽観的になれないとき。
・ほほのニキビは、極度の不安から胃腸が弱まり安心できないとき。
・あごのニキビは、頑張りすぎていて疲れて視野が狭くなっているときに。

正しい洗顔料による外側からのケアはもちろん内側のケアも重視してみて。見えない心と向き合えるチャンスですよ。


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エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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