セラミド配合乳液でみずみずしい肌へ!よりよい乳液の選び方とは
どの季節でも、乾燥は肌トラブルのもととなります。
そして、乾燥した肌にたりない美容成分はセラミドです。
乳液などの化粧品からセラミドを補給することは、美肌をつくるためにも、美肌をキープするためにも大切なことです。
ここでは、セラミドを補給するアイテムの中でもオススメのセラミド配合乳液の選び方について紹介します。
セラミドを肌内部へ乳液を通して補給して、一年中みずみずしい美肌を手に入れましょう。
セラミド配合乳液の保湿効果とは?
肌内部でも高い保湿効果を持つセラミド。このセラミドを含め、さまざまな保湿成分が乳液を始めとした化粧品に配合されていますね。
これらの保湿成分は大別して3つの効果に分かれます。
まずは水分を抱え込む保湿成分です。この成分は角質層で水分をためこむことで、保湿力を高めます。
化粧品に含まれるヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲンなどがこの保湿タイプになります。
これらの保湿成分は値段が手ごろなものにも、たっぷり配合されていることが多いですが、その分保湿効果があまり強くありません。
次に水分を吸着することで保湿する成分。アミノ酸やミネラル分、植物エキスに配合されています。
この成分は、外気の水分を吸着することから、湿気が低い時期は保湿力が低下してしまいます。
そして、最後に肌内部のセラミドと同じ水分を層の間にはさみ込むことで保湿する成分。化粧品に含まれるセラミドもまた、この保湿タイプに入ります。
その他、スフィンゴ脂質やリピジュア®もこの保湿タイプに入ります。3つの保湿成分の中で、最も保湿効果が高いのがこのタイプです。
セラミドは、肌内部でも化粧品でも、最も高い保湿力を誇るのです。
このセラミドを含む乳液を使用することで、保湿力を高めることができます。顔に塗布してからは、約2~24時間の保湿力が維持されると言われています。
セラミドで満たされた肌は、砂漠のように湿度が低く、乾燥の酷い環境下でも、肌内部の水分を保持できると言われています。
セラミドは肌内部に多く保持できれば、肌トラブルが発生する可能性も低くなり、美肌効果が上がるのです。
セラミド配合乳液の選び方
セラミド配合の乳液を選ぶ際は、やはりそのセラミドの構造が大事になってきます。現在では、多種多様なセラミドが開発されています。
その原料は石油のものもあれば、植物、動物、酵母などさまざまです。
これらのセラミドがすべて同じように高い保湿効果を持っているわけではありません。私たちの肌内部に存在するセラミドと構造が似ているものほど、高い効果を発揮します。
さらに構造が似ているものほど、肌に優しく、敏感肌の方でも安心して使用できるのです。
さまざまな原料から作られるセラミドの中でも、特にオススメなのがラズベリー種子油から抽出されたラズベリーセラミド。
私たちの肌内部のセラミドに最も近い構造を持っているセラミドです。
肌なじみがよく、水分を閉じ込め、バリア機能を高めます。
そして、角質層内の水分をはさみ込み角質層を密着させることで、水分の蒸発しにくく、外からの刺激にも強いみずみずしい美肌へと導いてくれるのです。
また、やはり乳液に配合されているセラミドの配合量も大切です。
どんなに良いセラミドが配合されていても、乳液内の配合量が少なければ、セラミドが持つ保湿効果などを得ることができません。
乳液に配合されているセラミドの量を確認するには、乳液の外箱に記載されている成分表を確認しましょう。
成分表は、配合量の多いものから記載されています。
そのため、セラミドが乳液内に多く配合されていれば、自然と順番も上がってきます。
あまり下位に記載されているものは、オススメできません。セラミドの原料とともに、乳液への配合量も確認してみてくださいね。
さらに、肌内部のセラミドの生成を促進させる美容成分が一緒に乳液内に配合されていると、より美肌効果が高まります。
例えば、クランベリー種子油。クランベリー種子油は、α-リノレン酸を多く含みます。このα-リノレン酸は、肌内部でのセラミドの生成を促進してくれる大切なパートナーです。
さらにセラミドは肌内部のターンオーバーによって生み出されます。ターンオーバーを促進させるためにも、やはり保湿が大切。
セラミドと同じように保湿効果の高いエクトインは保湿力でターンオーバーを正常に導きます。
さらに、血行促進効果のダマスクバラ花水が乳液に配合されることにより、より肌内部のセラミドの生成を促進することもできます。
これらの成分を含んだセラミド乳液「麻布十番塩澤式エクトインシリーズ」の乳液を私は愛用しています。
そのほか、サロンのフェイシャルコースやお客様も使用されています。使用すれば使用するほど、高い保湿効果と美肌効果を実感できていますよ。
セラミドを減らさないために
セラミド配合乳液を使用して、セラミドを肌内部に補給することも重要ですが、何より肌内部のセラミドの数を減らさない事が大切。
セラミドは、やはり加齢とともに生産量が加工していきます。
セラミドは20歳過ぎると生成量が徐々に減少し始め、40歳前後では生成量は約半分になります。
さらに70歳前後で約30%まで減少すると言われているのです。そのため、年々肌トラブルが増えていくのです。
それでは、セラミドの生成量を減らさないためには、どうすれば良いでしょうか?
それは、毎日の何気ないケアで予防できるのです。毎日の洗顔は、実はセラミドの量を減少する要因のひとつ。
誤った洗顔や洗顔のしすぎはセラミドを多く洗い流してしまいます。
洗い流されたセラミドは24時間かけて修復されます。そのため、洗顔後のスキンケアも大切です。
敏感になっている肌には、セラミド配合の乳液で、しっかり肌をコーティングしてあげることが重要。
また、就寝中は、セラミドを生成する大事な時間です。この時間に失ったセラミドも回復させるのです。
寝不足は、セラミドの回復を遅らせるほか、セラミドの生成量も左右します。毎日、しっかり睡眠をとることは美肌の近道なのです。
また毎日バランスのとれた食事をとることも大切。特にセラミドを多く含む生芋こんにゃくや米、大豆や牛乳はしっかりとるようにしましょう。
さらにセラミドの生成を促進させるタマネギや白菜などの白色の食品や緑黄色野菜もしっかり取ることが大切です。
そして、毎日の紫外線対策も重要です。紫外線はセラミドによってつくられている皮膚のバリアを低下させ、セラミドが減少しやすい状態をつくります。
紫外線は量の多さに関係なく、年中降り注ぎます。さらに窓部でも、通り抜けて肌にダメージを与えます。毎日しっかりUVケアをおこないましょう。
セラミド配合乳液の選び方まとめ
乳液などの化粧品に配合されている美容成分のセラミドは、肌内部のセラミドと同じく水分を層の間にはさみ込むことで保湿する成分。
保湿成分のなかでも高い保湿効果を持つ成分です。
乳液を選ぶ際は、このセラミドがたっぷり配合されていることがポイントです。
多くのセラミドが開発される中でも、特に肌内部のセラミドと構造が似たセラミドが乳液内に配合されているこが大切です。
セラミドの中でも特にオススメなのがラズベリーセラミド。人のセラミドに最も近いと言われるセラミドで、肌なじみが良く、高い保湿効果を持つ成分です。
併せて、セラミドの生成を促進さえる美容成分が配合されている乳液がオススメです。
また、セラミドは加齢とともに肌内部での生産量が低下していきます。洗顔や食事、睡眠でセラミドを減らす予防ができるので、意識しておこないましょう。
そして、乳液に配合されているセラミドの保湿効果で一年中みずみずしい素肌を手に入れましょう。
美容心理士から見た「セラミド」のカラーセラピー
セラミドのように自分を外界から守るためにバリアを張ってくれる守護のカラーは白色です。
他人と自分の適度な境界線は必要不可欠。
自分を100%守れるのは自分しかいないと鏡のように気づかせてくれる白色を身につけてみましょう。
肌が敏感に弱っているときこそ、白色です。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。