麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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花粉症

今年は暖冬の影響もあり、都内近郊ではすでにスギ花粉が飛び始めていますね。新型コロナウィルスの流行により、マスク不足も心配されるなかで、今年も花粉症との戦いが始まります。

花粉症で苦しむのが、鼻水や鼻づまり、目のかゆみといった症状ですね。特に鼻水は、鼻をよくかむことで鼻周りの皮膚を傷つけ、肌トラブルも引き起こしてしまいます。そこで今回は、花粉症の症状を和らげ、鼻周りの皮膚を守るための集中ケアを紹介します。

花粉の症状がひどくなる前に、ぜひ試してみてくださいね。

花粉症

花粉に負けないために!鼻の加湿方法

花粉症による、鼻水や鼻づまりはなぜ起こるのでしょうか?

鼻の働きには、さまざまなものがありますが、ちりやほこりなどの異物をのどに押し流すフィルター機能があります。その機能を担うのが鼻の粘膜の表面にある線毛です。花粉は、この線毛からのどの奥へと押し流され、対外に排出されます。

しかし多くの花粉を吸いこんでしまうと、花粉をすべて押し流すことができません。残った花粉が粘膜に浸透してしまうことで、体が花粉を異物と認識し、鼻水や鼻づまりなどの症状を引き起こしてしまうのです。

また粘膜は、乾燥することで異物の侵入を阻止するバリア機能が低下してしまいます。今の季節、空気が乾燥していることで、鼻の粘膜も乾燥しやすくなり、より花粉症の症状を深刻化させてしまう恐れがあるのです。だからこそ、鼻の中を加湿して花粉症を和らげること、予防することが大切です。

鼻の中を加湿するのに有効なのが、マスク。マスクをすることで、手軽に鼻の奥まで加湿できるのです。もちろん、室内を加湿器で加湿するのも有効です。そして、鼻内部に直接オイルやクリームを塗り、バリア機能を高めるのも花粉症対策にオススメです。とはいえ、鼻の粘膜はとてもデリケート。

使用するオイルやクリームは、豊富な美容成分が配合されているものよりも、シンプルなつくりで、肌に近い成分のものがオススメです。ワセリンも有効ですが、私のオススメは馬油。馬油を綿棒にとって鼻の奥に塗りこみ、マスクで加湿してあげましょう。つらい鼻水、鼻づまりを予防し、鼻周りの肌トラブルまで防ぐことができます。

ぜひ試してみてくださいね。

花粉症

花粉に負けない鼻周りの集中ケア

花粉シーズンは、鼻をかむ回数が増え、鼻周りの肌トラブルも急激に増えますね。ティッシュペーパーで鼻周りを擦ってしまうため、周囲の皮膚がめくれてヒリヒリしたり、ごわついたり、赤くなったりとさまざまな症状が現れます。そのため花粉シーズンはスキンケアに鼻周りの集中ケアを取り入れるのがオススメです。

鼻周りの集中ケアに重要なのは、こまめな保湿ケアです。花粉の時期は、1日に何度も鼻をかむことでしょう。そのたびにティッシュペーパーで肌に摩擦刺激が加わり、ダメージを負います。だからこそ、こまめな保湿で肌のバリア機能を高め、摩擦刺激から肌を守ることが大切です。

こまめな保湿に使用するのは、リップクリームやワセリン、バームなど持ち運びやすいアイテムがオススメです。そして鼻をかむ度に鼻周辺を保湿しましょう。鼻をかむ際は、鼻のトップだけではなく、鼻の下や両サイドの小鼻のあたりまで強く抑えるため、鼻全体にしっかり保湿クリームを塗ってくださいね。

花粉症

そして鼻周りを保湿したあとは、マスクをつけることで、スチームパックのような効果も。鼻周りがテカテカするのも隠せるのでオススメです。こまめな保湿を心がけることで、花粉シーズンも美肌で過ごせますよ。

また朝と夜のスキンケアには、ホットタオルを取り入れましょう。通常のスキンケア後に、顔全体に保湿クリームをたっぷり塗って、ホットタオルをかぶせます。するとホットタオルの蒸気によって、保湿成分がしっかり肌内部へと浸透してくれるのです。また鼻周辺を温めることで、鼻の粘膜周辺の血行を促進して、鼻づまりを解消してくれます。

この時期は、鼻周辺はとてもデリケートな状態です。毛穴が気になっても、クレイパックやピーリングなどは、我慢してくださいね。そして肌が荒れているからといって、メイクをしないのはNGです。花粉は肌に付着することでも、肌トラブルを引き起こします。

そのため、肌を守るためにも必ず日焼け止めや化粧下地を肌につけ、花粉が直接肌に触れないように心がけてくださいね。

また花粉の時期は、鼻をかむティッシュペーパーにも一工夫を。通常のティッシュペーパーよりも、やわらかい保湿系のティッシュペーパーを使用すると、より鼻周りの皮膚を守ることができます。

やわらかいティッシュペーパーがない場合は、通常のティッシュペーパーをミスト化粧水などでしめらすことで、肌あたりが優しくなります。

花粉症

花粉症対策に

鼻周りを美肌で過ごすためには、普段の生活習慣を見直し、花粉の症状を抑えることも大切です。不規則な生活は、花粉の症状を悪化させてしまいます。そのため、生活習慣を見直し、花粉の症状を和らげることが重要です。

特に大切なのが、バランスの取れた食事と良質な睡眠です。花粉もアレルギー症状のひとつですね。アレルギー反応と深い関係があるのが、腸内環境です。腸内の悪玉菌が増加し、腸内環境のバランスが乱れてしまうと、花粉の症状も出やすくなってしまいます。

だからこそ花粉対策はバランスの取れた食事に加え、腸内環境を整える作用のある食物繊維や発酵食品を多く取り入れるのがオススメです。食物繊維や発酵食品を多く取り入れようと思うと、たくさんの食材を買いこまなければならない気がしますが、そんな必要はありません。

食物繊維と発酵食品は、デザート感覚で手軽に取り入れられます。特に簡単なのが、ヨーグルトや飲むヨーグルト。そこへきな粉やおからパウダーを振り入れれば、食物繊維と乳酸菌が豊富なデザートの完成です。

そのほか腸内環境には、発酵食品で食物繊維が豊富な納豆もオススメです。毎日の食事に積極的に取り入れ、体の中から花粉対策をおこないましょう。

また良質な睡眠も欠かせません。花粉シーズンは寝付きにくいという方も増えるようですね。しかし良質な睡眠をとらなければ、鼻周りだけではなく、全身の肌がボロボロに。そして花粉症ももちろん悪化させてしまいます。

まずは花粉を室内に取り込まないこと。そして入浴などで鼻水や鼻づまりの症状を和らげ、寝つきやすい環境を作ることが大切です。バランスの取れた食事と睡眠を鼻周りの集中ケアに加えて、花粉シーズンも美しいまま乗り越えましょう。

花粉症

花粉に負けない鼻周りの集中ケアまとめ

花粉シーズの鼻周りの集中ケアには、鼻の中の加湿をおこない、花粉の症状そのものを予防すること、そして鼻周りの肌のためにこまめな保湿を心が得ることが大切です。

特に花粉シーズンは、鼻水や鼻づまりの症状に加え、肌がボロボロになることで、気分までも落ち込みがち。だからこそ、今のうちから鼻周りの集中ケアをおこない、花粉シーズンも美しく過ごしましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「花粉」まとめ

ティッシュペーパーで鼻水をかむ時は、ブルーをイメージすることで、鎮静効果が得られてムズムズ感を落ち着かせられます。

花粉症
目が痒い時も近くにブルーの物を見つめて、心静まる効果を感じてみましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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