顔だけじゃない!?首元や手のアンチエイジングケア対策
アンチエイジングと聞くと、何となく顔のケアのイメージがありますね。
しかし、アンチエイジング対策が必要な部分は顔だけではありません。
私たちは、相手の顔でおおまかな年齢の印象を決めます。しかし、首元や手元も年齢が出やすい部分になるのです。
そのため、アンチエイジング対策は顔だけではなく、首や手を含め、全身取り入れる必要があります。
また、特に洋服で隠せない手などの部分に力を入れることで、より若々しい印象を与え、保持することができるのです。
そこでここでは、年齢が出やすい首と手元のアンチエイジング対策法を紹介します。
毎日のスキンケアに加えて、若々しい首元と手元を手に入れましょう。
首元のアンチエイジング対策
顔にエイジングサインの象徴でもあるシワは、乾燥や紫外線などが原因になる場合がほとんどです。首にシワができる場合も、乾燥や紫外線による肌へのダメージが原因。
さらに首のシワの原因には、姿勢も関係しています。
最近では、ほとんどの方がスマートフォンを利用していますね。また、PCを使用する仕事も多くなっています。
この状態は、首を曲げ、自然と視線が斜め下へと向く姿勢になります。さらにその時間が長いため、首にシワができやすくなるのです。
また毎日の枕の高さがあっていないとシワの原因になることも。枕選びは適切にしたいところです。
それでは、首のシワ対策を含めたアンチエイジング対策は、毎日の紫外線と保湿ケア、そしてエクササイズがカギを握ります。
顔の紫外線対策は、メイクで自然とカバーできますが、これからの時期は、ついつい首への日焼け対策がおろそかになりがち。
紫外線は、年中降り注いでいます。季節に関わらず、首まで日焼け止めを塗るようにしましょう。また、保湿ケアも大切です。
顔の毎日のケアの際は、しっかり首まで化粧品を塗り込むように心がけましょう。
そして、姿勢や枕によるシワには、エクササイズがオススメ。スマートフォンやPC作業の合間におこなうようにしましょう。
首回しも効果がありますが、いつもと逆の動きを取り入れることがオススメですよ。
顔を上げ、天井を見上げましょう。その状態で舌を天井に向けて突き出します。そうすることで、毎日縮こまっている首の前側の筋肉を伸ばすことができます。舌を突き出したまま10秒はキープしていきましょう。
さらに、下を口の左右、上下と動かすと首の前側の筋肉をより柔軟にすることができます。
PC作業が長い場合は、せめて1時間に一度はエクササイズを取り入れていきたいですね。
首のアンチエイジング対策とともに、姿勢の改善にもつながるので、ぜひ試してみてください。
手のアンチエイジング対策
手は顔に比べて10歳も早く老化するといわれています。
あなたも手元と顔の肌を見比べてみましょう。シワやシミ、ハリのなさが顔に比べて手にほうが目立っていないでしょうか?
手袋や軍手をする習慣がない限り、手を何かで覆って外に出かけることはありません。そのため、手は紫外線の影響を受けやすく、肌のハリと弾力が失われ、シワができやすくなってしまうのです。
さらに手元は、食器洗いや洗濯などで、さまざまな洗剤を使用することで、ダメージを受けやすいのです。
では、手の老化を防ぐアンチエイジングケアとは何でしょうか?
やはり一番は手の日焼け対策と保湿です。外に出かける際、洗濯物を外に干すくらい短時間でも紫外線を浴びる場合は、手に日焼け止めを使用する必要があります。
最近では、乳液に日焼け止め効果のあるものも発売されていますね。短時間であれば、これらを手に使用するとよいでしょう。
アンチエイジングに大切な日焼け対策をおこないながら、保湿ケアもおこなうことができます。
また、手を洗う、食器を洗うなど、手を濡らしたあとは、きれいに水滴を取り除き、ハンドクリームなどの保湿ケアをおこないましょう。
水分の自然乾燥は、肌内部の水分をも一緒に奪ってしまうので、アンチエイジング対策にはご法度です。
顔の肌トラブルと同じように、手の肌も乾燥がさまざまなトラブルを引き起こす元凶。こまめな手の保湿こそが、アンチエイジング対策になるのです。
また、洗剤や熱いお湯を使用する際は、手にゴム手袋を使用することもアンチエイジング対策につながります。
特に熱いお湯を使用する際に、ハンドクリームを塗ってゴム手袋をおこなえば、簡易パック効果で、美しい手元が手に入りますよ。
ハンドクリームを使用する場合は、手の甲だけではなく、指の先まで、爪の先までクリームを使用することをお忘れなく。
アンチエイジング対策に大切な成長ホルモン
紫外線対策や保湿のほかに、日ごろの生活で成長ホルモンの分泌を促すことも、首や手のアンチエイジング対策に有効です。
成長ホルモンとは、別名若返りホルモンと呼ばれるほど、血流や新陳代謝に影響を与えるホルモンです。
おもに15歳~20歳までの間に分泌され、その後は加齢とともに分泌が少なくなります。40歳になると、20歳に比べて約40%しか分泌されなくなります。
そのため、日ごろよりこの成長ホルモンが分泌される行動を意識する必要があります。
成長ホルモンの分泌を促すためには、次の3点が大切です。まずは睡眠です。睡眠はアンチエイジングのケアのひとつ。
これは、睡眠中に成長ホルモンが分泌されることに関係あります。
睡眠不足の場合、成長ホルモンが十分に分泌されません。必ず、毎日十分な睡眠を心がけましょう。
アンチエイジングに必要な睡眠時間は7時間。ぜひ、7時間を目指して睡眠時間を確保してみてください。
さらにゆっくりおこなう筋トレや運動のひとつ「スローリフト」も成長ホルモンを分泌させる秘訣です。太極拳のようにゆっくりした動きで体感を鍛えていくイメージの運動です。
最後に、空腹も成長ホルモンを分泌してくれるので、アンチエイジング対策に欠かせません。空腹状態になると成長ホルモンが増殖します。
さらに若返り遺伝子である「サーチュイン遺伝子」が分泌され、血管を掃除してくれる善玉ホルモンの「アディポネクチン」も分泌。
これらの相乗効果でアンチエイジング効果を高めてくれるのです。いつまでも若々しくいるためには、空腹な時間も必要なのです。
できれば、毎日お腹が鳴るほど、空腹を感じてからの食事がよいですね。
首元や手のアンチエイジングケア対策まとめ
首にシワなどができ、老化をしてしまう原因は、紫外線と乾燥、そして姿勢が問題です。現在はスマートフォンやPCの影響で、視線が常に下を向きやすい状態です。
首のエクササイズを取り入れ、首の筋肉をほぐしていきましょう。さらに日焼け対策、保湿対策も必ず取り入れていきましょう。
そして、手元も老化しやすい部分。顔に比べて10歳も老化しているといわれています。手元もまた、紫外線対策、保湿ケアを必ず取り入れていきましょう。
加えて、洗剤やお湯などのダメージを受けやすくなります。作業する前には必ず手にゴム手袋を着用するようにすると、アンチエイジング対策につながります。
さらに、首や手元のアンチエイジング対策には、若返りホルモンである成長ホルモンをしっかり分泌させることも大切です。
睡眠、運動を取り入れ、毎日空腹な瞬間を感じることで、成長ホルモンを分泌しやすくなります。
これらのアンチエイジング対策法を取り入れ、顔だけではなく、首や手も若々しい肌を手に入れましょう。
美容心理士から見た「アンチエイジング」のカラーセラピー
アンチエイジング対策の強い味方である成長ホルモンを分泌してくれるカラーは青紫、紺色です。
この色は脳下垂体を活性化させるカラーで、ホルモン全般の分泌を促進してくれます。
首元やカバンのワンポイントに青紫のスカーフや小物を取り入れてホルモン分泌促すシグナルを送りましょう。
そして、顔だけではなく首や手も若々しい美肌を手に入れてくださいね。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。